疫病や精神疾患を抱えながら働く人々は年々増加しており、これらの有病率は年齢が上がるほど高くなる傾向にあります。疫病や精神疾患の治療に関し労働者自身の理解不足、職場の理解・支援体制不足により、離職を余儀なくされる状況に陥る人も少なくはありません。
職場においては健康診断に基づく健康管理やメンタルヘルス対策をはじめとして、労働者の健康確保に取り組まれている状況である一方、疫病者の治療と仕事の両立支援の取組状況は職場によって様々であり、支援方法や産業保健スタッフ・医 療機関との連携について悩む職場の担当者も少なくないのが現状です。こうしたことから、労働者の治療と仕事の両立支援に取り組む企業に対する支援や医療機関等における両立支援対策の強化も必要な状況にあります。
治療と仕事の両立支援ナビではこのような労働者の方々、職場担当者の方々に対し、病気や治療に関する相談窓口の紹介や各種情報の提供を行っています。滋賀県内にも多くの相談窓口が設けられています。お悩みの際はぜひご活用ください。