近江をめぐる六角氏、京極氏、浅井氏、そして、織田氏による覇権争いの中で生き抜かなければならない過酷な状況下で近江の武将たちは、特定の目標を達成するために必要な知識およびそれを活用する能力身に付け、取り立てられることで生き残ってきました。
多くの勢力が激しい覇権争いを繰り広げる近江の地では有力大名の庇護が不可欠でした。今回は、現在の彦根周辺を拠点として領地を守り生き抜いた土豪たちに焦点を当てます。
今回取り上げる京極高次は、勝ち馬に乗って生き残った典型例でしょう。その背景にあるのは、先祖代々が築いた目に見えない力です。ゆえに、権力者からバックアップを得て戦国を生き抜いたのです。
石田三成と言えば、関ケ原の戦いにおける敗軍の将として歴史上に名を連ねてきました。敗者ゆえにネガティブな評価が常に付きまとう人物ですが、三成は単なる敗軍の将として語られるだけでは、余りにもったいない魅力的な人物なのです。
片桐且元に関して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。今回は、これまでクローズアップされてこなかった敏腕プロジェクト・マネジャーとしての且元の仕事ぶりをSDGsの観点から論じていきます。
織田信長の領国経営に関するSDGs分析の次に取り上げるのは、信長の娘婿である蒲生氏郷です。岳父の信長から多くの学んだ氏郷は、信長が実践した城下町の商工業を発展させて国力を高めている領国経営のビジネスモデルを展開していきます。
明智光秀の次に取り上げるべき武将は、やはり織田信長ではないでしょうか。ご存じの通り、信長と光秀は固い主従関係で結ばれていたはずでしたが、本能寺の変で光秀のまさかの謀反によって信長は命を落とすというドラマチックな結末を迎えました。
前回に引き続き、明智光秀の領国経営に関するSDGs分析の2回目です。今回は、光秀の丹波領国経営に関するSDGs分析の続きと組織としての明智軍団に関するSDGs分析についてお話します。
第1回は、現在大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公であり、彦根ヒストリア講座で最初に登場した今注目の明智光秀を取り上げます。光秀のSDGs分析に入る前に、まずはSDGsについて簡単に説明したいと思います。
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