彦根市は佐和山城跡の登城記念として「佐和山城御城印」の販売を彦根市観光案内所で始めた。
「御城印(ごじょういん)」は寺や神社の御朱印を参考に、和紙などの半紙に城名やゆかりの城主の家紋、花押などを記した物。御城印のほか、登閣記念印章、登城記念御朱印、城郭符、御城朱印などと呼び方は城によってさまざま。彦根城を含め、全国で100以上の城で登城記念として販売されている。

押入りの「佐和山城御城印」

佐和山城御城印は、三成が旗印に使用した「大一大万大吉」の黄色の文字上に「佐和山城」と書かれ、右隅に「忠義の智将石田三成の居城」と記されている。筆者は島根県の路上詩人こーたさん。縦14.8cm × 横10.5cm。1枚税込み300円。佐和山城本丸跡の看板にあるQRコードを読み取り、アンケートに答えると三成の花押入りの御城印が購入できるチケットが表示。その画面を彦根市観光案内所で見せると花押入りが渡される。
当初の予定では、三成の日に合わせて3月27日に発売する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期していた。「327」の逆が「723」のため「Re(裏):三成の日」として7月23日から販売を開始した。