人口減少と人材不足が加速する中、「持続的な事業所」であることは、あらゆる企業にとって重要なテーマだ。
男性平均寿命全国1位、女性平均寿命全国2位。それが私たちの足元、滋賀県の現実であることはたしかだ。
しかし、見逃せない現実もある。平均寿命と健康寿命の差は、約10年。 この10年間をいかに縮めるか……それは社会の課題であると同時に、企業経営の課題でもある。人口減少と人材不足が加速する時代、企業が「持続する」ための答えは、実は地元にある。“人が健康で長く働ける”という、この地域の潜在するパワーなのだ。

「健康経営」は、もう特別なことではない

経済産業省の「健康経営優良法人認定制度」。2025年、滋賀県内の中小規模法人だけで234社が認定を受けた。彦根市内でも19社がその名を連ねる。協会けんぽ滋賀支部による「健康づくり優良事業所」表彰でも、令和6年度は県内61事業所が名を連ねた。

「健康経営」は、補助金・融資の優遇も

健康経営は、大企業だけの話ではない。ウォーキング大会の実施、月1回のメンタル面談、健康推奨日の設定……できることから始めた企業が、着実に結果を出している。
さらに、健康経営優良法人の認定は補助金審査の加点・融資優遇の対象となるケースもあり、経営メリットとしても見逃せない。

まず、健診から始めよう

経営者自身の健康状態を把握することが、健康経営の第一歩だ。会員健康診断のメリットは4つ!

1. 圧倒的なコストパフォーマンス

団体割引が適用されるため、個人や個別企業で申し込むよりも安価に受診できるケースがほとんど。

2. 「健康経営」への最短ルート

会議所の健診を受けること自体が「健康経営」の第一歩となり、優良法人認定などの公的評価に繋がりやすくなる。

3. 事務負担の軽減

会場の手配や案内、結果の管理など、小規模事業所では負担になりがちな事務手続きを会議所がバックアップ。

4. 地域密着のネットワーク

地元の医療機関と連携しているため、再検査が必要になった際などのスムーズな連携が期待できる。また、会場で他業種の経営者や従業員が顔を合わせる「地域の一体感」も隠れたメリットだ。

 

「健康経営」を応援する福祉・共済キャンペーン

彦根商工会議所では会員事業所の福祉向上を目的とし、経営者・役員の保障や退職金の準備、さらには入院・介護・老後への備えといった多様なニーズに応える「商工会議所 福祉・共済制度」のさらなる普及を目指し、5月から6月にかけて集中的なキャンペーンを展開する。期間中は、健康経営アドバイザーが在籍するアクサ生命と強力に連携。当所職員とアクサの共済推進員が各事業所を直接訪問し、経営状況や従業員数に合わせた最適な「健康経営」の計画策定を支援する。また、健康経営の推進に合致した具体的な共済商品の提案も併せて行う予定だ。

組織の基盤を固める好機

激動する経営環境において、人材の健康と保障を整えることは、もはや福利厚生の枠を超えた重要な経営戦略である。この機会に、健康経営の推進と福祉・共済制度の積極的な活用をぜひご検討を!


令和8年度会員健康診断のお知らせ(年1回実施)

彦根商工会議所では、今年も会員様を対象に健康診断を実施いたします。昨年度から、全国健康保険協会(協会けんぽ)にご加入の35歳以上の方を対象に「協会けんぽ一般健診」を受診いただけるようになりました。会員事業所の皆様には5月上旬に詳細のご案内を郵送いたします。この機会にぜひご受診ください。

詳しくはこちら