彦根市は小学生ポスターコンクール「彦根城を世界遺産に」を開催し、入賞者を発表。今月1日から開国記念館の常設展示室で入賞作品などを展示している。
夏休み期間中に彦根市内の小学生を対象に募集。合計106点の応募があり、1・2年生、3・4年生、5・6年生ごとに最優秀賞と優秀賞を選考した。彦根市が発表した各学年の受賞者は以下の皆さん。
1・2年生
- 最優秀賞=角川莉生さん(金城小2年)
- 優秀賞=田中愛莉さん(稲枝北小2年)、茶木栄太さん(旭森小1年)、橋本昌哉さん(佐和山小1年)、久木柊乃丞さん(城東小2年)
3・4年生
- 最優秀賞=野村優衣さん(若葉小4年)。
- 優秀賞=川部舷太さん(鳥居本小4年)、橋本尚哉さん(佐和山小3年)、堀田悠介さん(高宮小3年)
5・6年生
- 最優秀賞=前川愛佳さん(城北小6年)。
- 優秀賞=小林和磨さん(亀山小5年)、早崎優奈さん(稲枝北小6年)、堀江夏妃さん(金城小6年)
ポスターの展示は11月と12月に小学5・6年生、来年1月と2月に小学3・4年生、来年3月と4月に小学1・2年生の作品が並べられる。各学年の最優秀賞と優秀賞の作品のほか、応募作品すべての写真を収録した冊子も並べる。来年4月30日まで。入場無料。
パンフレット「彦根城を世界遺産に」
彦根城世界遺産登録推進協議会(事務局・滋賀県文化スポーツ部文化財保護課彦根城世界遺産登録推進室)はパンフレット「彦根城を世界遺産に」を作成。開国記念館や県内の博物館などで配布している。
パンフレットでは「彦根城を見れば、江戸時代が分かる」をテーマに掲げ、「江戸時代の城はどんなところだった?」「なぜ彦根城が『代表例』といえるの?」「世界遺産とは?」「世界遺産に登録する意義は?」「世界遺産になるには?」の5問のQ&A方式で説明している。
上空からの彦根城内と天守・表御殿跡・表御殿能舞台・槻御殿・旧西郷家長屋門・埋木舎の写真、江戸時代に作られた「御城下惣絵図」と「玄宮園図」も解説文とともに掲載している。
裏面では彦根ボランティアガイド協会の活動紹介や、「彦根城世界遺産登録 意見交換・応援1000人委員会」の会員募集記事なども載せている。
パンフレットはA3判二つ折り。8,000部作成。彦根城、開国記念館、彦根城博物館のほか、安土城考古博物館など県内の博物館や観光施設に置いている。滋賀県と彦根市のホームページにはパンフレットのPDFファイルもある。