彦根市は11月30日に開会した市議会12月定例会に、令和2年度彦根市一般会計補正予算案などを提出した。質疑ならびに一般質問は12月7日から9日まで、採決と閉会は21日の予定。 13億3,832万円を計上した一般会計補正予算案の主な内容は以下の通り。

  • 商工会育成事業=稲枝商工会が事業所に対して実施する新型コロナウイルス感染症対策支援事業に係る補助を行うための経費(170万円)。
  • 観光推進事業=市内の文化観光拠点施設を中核とした文化観光の総合的かつ一体的な推進を目的に「彦根市文化観光推進協議会」を組織するための必要経費(25,000円)。
  • 国際交流推進事業=新型コロナウイルス感染症の影響により、運営に大きな影響が出ているミシガン州立大学連合日本センターに対し支援を行うための経費(350万円)。
  • 市長選挙執行費=令和3年5月9日の任期満了に伴う彦根市長選挙の執行に当たり、新型コロナウイルス感染症の対策が必要になるほか、来年4月1日号の「白ばら通信」を全戸配布するための経費(327万円)。
  • 中山道線ほか1線道路改良事業=滋賀県が進める原松原線街路(国道306号バイパス)の整備に合わせて実施する市道・原町平野宮下線の改築について、必要となる工事施工費を増額補正(667万円)。

ほかの議案としては、新しい市民体育センターの名称を「彦根市スポーツ・文化交流センター」に定める案や、市長ら特別職の期末手当を削減する条例改正案、市職員の期末手当を削減する条例改正案などがある。