近江鉄道に自転車と一緒に乗る参加者

近江鉄道の利用促進の一環として、電車に自転車を乗せて移動しながらサイクリングで湖東地域の名所を観光するPRイベント「サイクルトレインで巡る近江鉄道沿線スタンプラリー」が2月27日にあった。
滋賀県や沿線市町などによる近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会の利用促進策検討分科会が、電車に自転車を乗せるサイクルトレインの更なる有効活用を目指して企画。分科会メンバーの県や沿線市町の職員、近江鉄道の社員のほか、NPO法人五環生活と米原の自転車愛好団体・マイクリングのメンバーの計16人が参加した。
参加者たちはアル・プラザ彦根1階の「めぐりんこ彦根」で自転車を借りて、近江鉄道彦根駅から自転車と一緒に乗車。愛知川駅で下車した後、彦愛犬1市4町によるびわこ湖東路観光協議会が実施しているウェブ上のスタンプラリー「KOTOSPOT」(コトスポ)を活用しながら、豊満神社、旧豊郷小学校校舎群、道の駅せせらぎの里こうら、多賀大社の4カ所を自転車で巡った。
県の担当者は「サイクルトレインは近江鉄道の利用促進につながり、地域の観光振興にもなる。近江鉄道の利用促進策の一つとしてPRしたい」と話していた。

(写真=琵琶湖を撮影した特別なオリジナルポストカード、専用のパンフレット)

レンタサイクルで巡ろう 湖東の名所、ポストカードゲット

KOTOSPOT パンフレット

自転車を借りて彦愛犬1市4町の名所をサイクリングで巡るとオリジナルポストカードがもらえる「KOTOSPOT(コトスポ)めぐ輪子さんからの招待状」が今月31日まで行われている。
1市4町によるびわこ湖東路観光協議会はレンタサイクルを促進するため、2012年4月の彦根駅前を皮切りに各所に貸出施設を整備。「めぐりんこ」という愛称を付けて、これまでに1市4町で計7カ所設置し、レンタサイクル事業を展開している。
今年度はレンタサイクルで1市4町のスポット15カ所を巡り、撮影した写真をめぐりんこの各拠点で見せると、撮影カ所に応じてオリジナルポストカードが受け取れる事業を行っている。またSNS上に「#kotospot」を付けて掲示すると琵琶湖の風景を撮影した特別なオリジナルポストカードも追加でもらえる。

琵琶湖を撮影した特別なオリジナルポストカード

15カ所は彦根市の彦根城、佐和山城跡、荒神山をはじめ、各市町3カ所ずつの名所。専用のパンフレットに15カ所の写真が載っているほか、自転車の貸し出し場所、サイクルトレイン案内、おすすめルートなどのマップを掲載している。パンフレットは貸出施設で配布。ウェブサイトからダウンロードもできる。問い合わせは事務局の彦根市観光企画課 ☎︎ 0749-30-6120。