県版SDGsボードゲームを体験するYEGの会員たち

滋賀県版SDGsボードゲームの体験会が7月18日、彦根商工会議所4階で開催され、彦根商工会議所青年部(YEG)の会員や大学生たち計約50人がSDGsについて楽しみながら学んだ。
SDGsボードゲームは東京都千代田区の一般社団法人「未来技術推進協会」が開発。各プレイヤーが大企業、中小企業、大学研究機関、慈善団体などの各カードを手に、日本列島にコマを置いて、カードの裏面に書かれたバージョンアップやボード上に記された17のゴールの点数の加点を目指すという内容。
滋賀県版SDGsボードゲームは、SDGsの研修活動をしているグループ「あもる」が主導し、琵琶湖のヨシの紙を使って製作。琵琶湖を中心に配したオリジナル形式になっていて、初の地方版のSDGsボードゲームとして全国的に注目されている。
彦根商工会議所青年部は現在、滋賀大学の学生ら20人以上を各事業所に招いて、一緒にSDGsについての知識を得るインターンシップを行っている。今回は学生たちにSDGsについての基礎知識を得てもらおうと県版SDGsボードゲームの体験会を開催した。
当日は6人前後で1グループとなって、「あもる」代表の島田利恵さんらの指導を受けながらボードゲームを楽しんだ。学生たちからは「社会の問題をリアルに実感できた」との声があがっていた。

製作費はクラウドファンディングで

「あもる」は8月31日まで、滋賀県版SDGsボードゲームの製作費と高校生・大学生のファシリテーターの資格取得費用を求めるクラウドファンディングを行っている。
「あもる」は企業や団体、学校でSDGsに関するワークショップを行っている。この活動を拡大するため、高校生・大学生のファシリテーターを育成する。
クラウドファンディングの目標額は300万円。ボードゲームの製作費、ファシリテーターの資格取得費、県内の企業や学校などへの派遣費用にあてる。CAMPFIRE(キャンプファイヤー)で。お問い合わせはあもるのメールまで。

【滋賀SDGs】未来を担う学生から滋賀県の取り組み発信!世代間連携の新モデル構築 - CAMPFIRE