在籍40年会員の彦根急送株式会社の和田旱子さん、有限会社マザーレイクの松原富子さん、有限会社いと重菓舗の藤田敦子さん、日の丸屋結納店の木島洋子さん、株式会社Wellnessの上田豊子さん。(左側の2人目から)

彦根商工会議所女性会は5日、彦根商議所4階の大ホールで「創立40周年記念のつどい」を開いた。
女性会は市内で経営に携わる女性たちによって、経営者としての資質向上と親睦を目的に1981年4月に設立。今年で創立40周年を迎えた。
記念のつどいには会員35人が出席。商工会議所女性会の歌斉唱、物故者への黙とうの後、渡邊僖子会長が「私たちは企業人であると同時に母親目線をあわせ持つことができる。明るい未来をつくる活動をこれからも続けたい」と挨拶した。
来賓として和田裕行市長が挨拶した後、彦根商工会議所の小出英樹会頭は「女性会の皆さんには地域の教育、特にスティーム教育(科学・技術・工学・芸術・数学)に力を入れてほしい。次期の指針の参考にしていただければ」と語った。
その後、彦根市社会福祉協議会が子育て支援のために設けた「はぴとも基金」への寄付金の贈呈式があり、渡邊会長が彦根市社会福祉協議会の磯谷直一会長に目録を渡した。
創立40周年記念誌発行委員長の藤田敦子さんのあいさつ、歴代会長への花束贈呈、在籍40年と30年以上の会員への感謝状と記念品の贈呈もあった。
在籍40年の会員は、株式会社Wellnessの上田豊子さん、日の丸屋結納店の木島洋子さん、株式会社小島商店の小島弘子さん、有限会社いと重菓舗の藤田敦子さん、有限会社マザーレイクの松原富子さん、彦根急送株式会社の和田旱子さん。
在籍30年以上の会員は、有限会社藤塚時計店の岡田眞智子さん、有限会社岡田モータースの岡田せつ子さん、株式会社棚橋食品の棚橋幸子さん。
後半では、彦根市彦根城世界遺産登録推進室長の小林隆さんによる「彦根城の世界遺産登録と持続可能なまちづくり」をテーマにした講演会もあった。