彦根市の銀座商店街に関係する有志で組織した団体「銀座まちづくり懇談会」は銀座街の再興を目的に、休眠不動産の見学会と街歩き、夢語りワークショップ「GINZA Rewind(リワインド)」を5月22日(日)午後1時から催す。
銀座商店街は約50年前に延焼防止の鉄筋コンクリート造(RC造)で作られた共同長屋。昭和時代のビンテージの街並みを実現させている一方、建物全体が老朽化し、設備の更新や耐震補強が必要な状況で、再興に向けたプランも立てられていない。
銀座まちづくり懇談会は今の建物を有効に使いながら、賑わいをもう一度取り戻すため、その将来像をみんなで一緒に考えようと、休眠不動産の見学会などを企画した。

ワークショップも 今年度4回開催

22日はプレ会として彦根銀座街事務所前に集合し、コジマビル、元BOOZE BAR、リノベーション物件2邸などを見学。午後3時からコジマビル3階でワークショップがある。2022年度中に4回程度の開催を予定している。
参加対象者は銀座が好きな人、興味がある人、銀座の建物が好きな人。定員20人。持ち物はスリッパ、雨具、筆記用具、懐中電灯、軍手。帽子や汚れてもよい服装も。駐車場は近くの有料パーキング等。
銀座まちづくり懇談会は「銀座にどのような空き家、空き店舗があるのか、どういった状態でどういう雰囲気かを歴史や風景を含めて感じていただき、将来の可能性を語り合いたい」としている。お問い合わせは彦根市産業部地域経済振興課 ☎0749-30-6119。