市長や一圓会長と記念撮影に応じる前川さんと岡本さん

2021年度のひこねお城大使を務めた岡本真弥(ちかね)さんと会社員の前川愛梨さんへの感謝状の授与式が5月26日、彦根市役所の特別会議室で開かれ、和田裕行市長とひこねお城大使運営委員会の一圓泰成会長から花束などが渡された。
ひこねお城大使運営委員会は彦根市、彦根商工会議所、彦根商店街連盟、公益社団法人彦根観光協会が構成団体。1935年~1984年のミス琵琶湖、1985年~1988年のミス若あゆ、1989年~1995年のミス彦根、1996年~2000年のキャッスルクイーンを経て、2001年から2021年(新型コロナで2020年は活動休止)まで、ひこねお城大使として20期の計41人が務めた。
今年度については、彦根市が2022年度当初予算にひこねお城大使運営委員会への補助金と同大使の出務経費を盛り込まず、ひこねお城大使運営委員会も事業の中止を決めた。
2021年度のひこねお城大使を務めた2人への感謝状の授与式では、「ひこねお城大使」と書かれたタスキが2人から和田市長へ返還。ひこねお城大使運営委員会の一圓会長から感謝状が渡され、和田市長と一圓会長から花束がプレゼントされた。
岡本さんは「お城大使を務めて、知らなかった彦根のことを新たに知ることができた。彦根城の世界遺産登録を目指しているが、一市民としてSNSなどでPRしたい」と述べた。前川さんは「2024年の世界遺産の国内推薦に向けて、個人的にこれからも彦根のPRをがんばりたい」と語った。
和田市長は「今回でひこねお城大使は最後になるが、2人には有終の美を飾っていただいた」、一圓会長は「市内の観光振興の面で支えていただき、感謝している」と話した。