彦根JCと彦根YEGのメンバーによる会議の様子

彦根城世界遺産登録をキーワードに地域を盛り上げるイベントをしようと、公益社団法人彦根青年会議所(JC、横津優騎理事長)と彦根商工会議所青年部(YEG、松下和雅会長)は共同で関連事業を企画。今月から秋にかけてイベントを開催していく。
彦根JCは1953年7月設立。今年度のスローガンは「勇猛果敢!絆が創るこの地域(まち)の未来へ!」。20歳以上40歳以下が対象で、現在の会員数は31人。
彦根YEGは1981年10月設立。今年度のスローガンは「スマイル~笑顔で絆を未来に繋ぐYEG」。25歳以上45歳以下が対象で、現在の会員数は86人。
彦根商工会議所の彦根城世界遺産登録推進委員会の今年度事業計画で「JC&YEG世界遺産連携事業」として、両団体が合同組織「企(たくら)み」を立ち上げた。2024年の彦根城世界遺産登録の実現と、市民および圏域コンソーシアム(湖東湖北5市4町や商工・観光団体)の機運醸成に向けた事業を企み、進めていく。また両団体と地域の学生たちが互いに連携し、これまで培ってきた経験とアイデア、行動力で世界遺産登録に向けたイベントを開催していく。
企画案としてはショートムービーコンテスト、モバイルスタンプラリー、熱気球体験とバルーン飛ばしなどがあり、今月から9月末にかけて開催する予定。
彦根JCの横津理事長は「今回、彦根市商工会議所様、彦根商工会議所青年部様と協力しまして、2024年彦根城世界遺産登録に向けて彦根の未来の為に勇猛果敢に取り組んで参ります」と述べている。彦根YEGの松下会長は「私達の企み活動が地域活性に繋がり、彦根城世界遺産登録への一助になればと考えます」と抱負を語っている。