今冬の電力需給は、全国で瞬間的な需要変動に対応するために必要とされる予備率3%以上を確保しているものの、厳しい見通しです。また、大規模な発電所のトラブルが発生した場合、安定供給ができない可能性が懸念されます。加えて、ロシアのウクライナ侵略により、国際的な燃料価格は引き続き高い水準で推移しており、燃料を取り巻く情勢は予断を許さない状況です。
事業者の皆様におかれましては、需給ひっ迫時への備えをしっかり講じつつ、無理のない範囲での節電へのご協力をお願いします。
また、需給ひっ迫注意報/警報が発令された場合、「冬季の省エネ・節電メニュー」などを参考にしていただき、あらかじめ、それぞれの事情や電力需給状況に合わせた節電行動(最大で電力使用量の10%削減が目安)の検討・確認や社内の連絡体制・手順等の確認をお願いいたします。