彦根市内を走る郵便局の集配車両と市内11カ所のポストに「彦根城を世界遺産に」ステッカーが貼られている。先月、彦根市役所で行われた贈呈式で、和田裕行市長たちが車両と市役所のポストに貼り付けた。
彦根市と市内郵便局との包括連携協定に基づく取り組みの一環として実施。彦根城の世界遺産登録推進の取り組みをPRし、より一層の機運醸成を図ることを目的に、日本郵便近畿支社がステッカーを製作した。
彦根市内の郵便局を走る集配用の自動車とバイクの車両計約150台と、市役所や駅前など主要11カ所のポストにステッカーを貼り付けた。
ステッカーは縦横15cm、天守や白く切り抜かれたひこにゃん、「彦根城を世界遺産に」の文字のほか、英語で「彦根城の世界遺産登録に向けて」などと記している。
彦根市役所での贈呈式後、市長らが駐車場に停められた集配用の自動車と市役所のポストにステッカーを貼った。日本郵便近畿支社では「世界遺産登録が実現し、この地域が発展することを祈念している」としている。