滋賀県産小麦(愛称=びわほなみ)製の麺で料理した「冷やし中華」を広めるためのフェアが県内3店舗で7月21日から始まった。先月末にはそのうちの1店舗の「ミツワ食堂」(彦根市銀座町)で和田裕行市長を招いた試食会が開かれた。
滋賀県内の製麵会社による滋賀県製麺工業協同組合(富江彦仁理事長、会員企業数13社)は昨年度、びわほなみを使った「近江冷やし中華麺 湖国そだち」を初めて開発。
中華麺らしい色合いと風味、もちもち感のある弾力性の強い中華麺として、その認知度向上に向けたPR活動を展開している。
学校の夏休みに合わせ、県内の飲食店とのコラボ企画として、湖国そだちと県内の食材を使ったメニューを開発し、各店で提供してもらう「近江冷やし中華×しがの食堂コラボフェア」を実施。フェアは8月31日まで。
提供する店舗と商品名、税込み価格は以下の通り。
- ミツワ食堂「近江 冷やし中華そば」900円
- 谷野食堂(甲賀市)「冷やしミソラーメン」700円
- 滋賀農業公園 ブルーメの丘(日野町)「びわほなみ中華麺の冷やし中華と近江鶏唐揚げ」1,500円
各店では県産食材も取り入れて独自メニューを提供。そのうちミツワ食堂のメニューは丸高製麺(高宮町)が作った湖国そだちと、県産のきゅうりを使用している。
湖国そだちは単品として2食スープ付き398円(税別)で、県内の農産物直売所や道の駅、スーパーなどで販売している。問い合わせは滋賀県製麺工業協同組合 ☎0748-33-6218。