天守をバックに完成したモザイクアート

彦根商工会議所青年部(大塚亮平会長)は8月27日、彦根市金亀公園で「彦根城世界遺産登録フェスタ~巨大アートにみんなで挑戦~」を開き、青年部のメンバーや市内の子どもたちが巨大キャンパスにモザイクアートを作成した。
青年部が彦根城の世界遺産登録を目指し、市民と一緒にその機運を盛り上げて、地域活性化につなげていこうと企画。メインイベントとして、参加者全員で力を合わせて20m四方の巨大キャンパスへのモザイクアート作りにチャレンジした。
フェスタ当日は彦根鉄砲隊の演武で始まり、江戸時代から伝わる竹水鉄砲の制作教室、彦根城にまつわるクイズ大会があり、ほかにもダンスやアカペラ、飲食ブース、ハピラクマルシェなどの楽しいイベントが催された。
最後のメインイベントとして、市内で事前に行われた催し物や当日に来場してきた子どもたちが、世界遺産に向けてメッセージを書いたA4サイズの赤色の用紙計1000枚以上を巨大キャンパスに貼って彦根城天守の絵を作成。最後には参加者たちが作品を囲む形で天守をバックに記念写真を撮影した。
青年部では「これからも市民の皆さまと一緒に彦根城の世界遺産登録に向けて一致団結を図ります。世界遺産登録が実現した後も、地域の青年経済人として地域活性に努めていきたい」としている。