ポスターなどを手に鳥居本お宝発見隊の隊員たち

彦根市鳥居本町の住民たちで組織されている鳥居本お宝発見隊は、10月1日に中山道の鳥居本宿で「第15回とりいもと宿場まつり」を開催する。
コロナ禍で中止してきたため今回が4年ぶりの開催となる。今年は飲食品や雑貨など過去最多の60店が「JA」「中央」「神教丸」の3エリアに分かれて出店。エリア内の一部を除く中山道通りが歩行者専用通路になる。
JAエリアのイベントステージでは午前10時の開会式後、彦根古城太鼓など和太鼓団体の演奏、ラブバードやVocalist 石崎旭さんのライブ、大道芸。中央エリアの駅前三叉路ステージでは午前10時40分~鳥居本中学生によるソーラン演舞、ラブバードや彦根を盛り上げ隊などの演奏、大道芸などがある。
旧鳥集会所では午後1時~滋賀県文化財保護協会技師の山口誠司さんによる歴史講演会「発掘調査から迫る佐和山城下町」、鳥居本宿交流館「さんあか」では鳥居本小学校の児童による絵画や書道を展示する街道ギャラリー、有川家住宅・自然斎旧宅・岩根家住宅の公開、8カ所を巡るとプレゼントがもらえる歴史散策ラリー、軒先赤布アートもある。

当日販売される仏生寺みそ

人気商品で市内外から買い求める人が訪れる鳥居本地区で収穫された山椒入りの仏生寺みそは計約2500個が中央エリアで販売。希望者は午前10時~と午後1時~に本部で整理券を受け取る。1個600円。
近江鉄道の利用者は鳥居本駅で乗車証明書を受け取ると、本部でひこにゃんハンカチがもらえる。とりいもと宿場まつりの開催時間は午前10時~午後3時。駐車は飛騨運輸へ。問い合わせはサンライズ出版内の事務局 ☎0749-22-0627。