地域の文化や歴史、自然に触れながら「食」も楽しむツーリズム「ガストロノミーウォーキング」が今月9日に彦根市内で開かれる。主催する彦根観光協会は6日まで参加者を募集している。
彦根観光協会は、彦根の歴史を身近に感じてもらうことで、彦根城の世界遺産登録を見据えて機運の醸成と観光消費による地域経済の活性化を目的に、初めて企画した。
「うま彦さんぽ。」と題し、井伊家や石田三成のゆかりの地を含む約7kmのコースを設定。コースは彦根駅東口⇒佐和山城跡周辺⇒彦根城⇒夢京橋キャッスルロード⇒銀座商店街⇒花しょうぶ通り⇒彦根駅西口の井伊直政公銅像。午前10時から15分刻みで20人ずつスタートし、午後2時半までにゴールする。参加者一人の所要時間は2~3時間。
途中5カ所のポイントでは、どら焼き虎てつの「もちもちどら」、伊勢幾の「自家製だし巻き卵サンド」、千成亭の「近江牛メンチカツ」、彦根麦酒の「彦根ビール」(20歳未満は代替品)、武相草の「かす汁」を提供。どこで受け取れるかは当日のお楽しみだという。

彦根観光協会は「彦根のまちには歩いてしか見ることのできない風景がある。地元グルメを味わいながらウォーキングをし、早春の彦根を感じてください」と参加者を募っている。
先着100人。参加費2500円。国籍、性別、年齢など問わない。小学生以下は保護者同伴、小学生未満も参加できるが、食事の提供はない。申し込みは彦根観光協会のサイト「うま彦さんぽ。」から。お問い合わせは、彦根観光協会 ☎ 0749-23-0001。

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