彦根城の桜を「ござれ桜」と呼んだ時代を知る人は少なくなった。昭和9年(1934)、城を桜の名所にしようと立花町の食堂主・吉田繁次郎が植え始めたものだ。その食堂の名が「ござれ」。桜の名所と暖簾は、繁次郎という人物でつながっている。
かつて宇宙は、SF小説や映画の向こう側にあった。しかし今、宇宙はビジネスの「現場」へと変貌を遂げた。「宇宙は国家だけのもの」という時代は終わり、民間企業が宇宙ビジネスに参入する時代の波は、地方の中小企業にも届こうとしている。
人口減少と人材不足が加速する中、「持続的な事業所」であることは、あらゆる企業にとって重要なテーマだ。“人が健康で長く働ける”という、この地域の潜在するパワーなのだ。
2028年、彦根城は世界遺産という人類共通の至宝として、新たな歴史の地平に立とうとしている。多くの城が明治の「廃城」政策のなかで解体されていった。現存国宝五城にはそれぞれ固有の「遺り方」がある。「遺され方」と言った方がいいだろうか……。
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