彦根市立病院側に弁当を渡す飲食店の店主たち(市民有志提供)

新型コロナウイルスの感染者の治療にあたっている彦根市立病院の医療従事者に、弁当を無料で提供する「Hikone Food Batonプロジェクト」を企画した市民有志たちが5月21日、インターネット上で支援金を集めるクラウドファンディングを始めた。

青年部会長ら「プロジェクト」

市民有志は彦根商工会議所青年部の今年度の会長で「双葉荘」の片岡純一郎さん、青年部会員の「司法書士法人equal」の馬場真作さんと「株式会社いろあわせ」の北川雄士さん、「粋兆」の水長秀行さん。
感染のリスクを負いながら治療にあたっている市立病院の医師や看護師らに感謝の気持ちを伝えようと、プロジェクトを立ち上げた。協賛している飲食店は8店。5月1日から毎週1回、ローテーションで約30個の「豪華弁当」を届けている。6月30日までの予定。

提供している「豪華弁当」(市民有志提供)

今月15日まで30万円募る

コロナ禍により飲食店の経営も厳しい状況のため、弁当代を集めるクラウドファンディングを実施。6月15日まで支援金30万円を募り、弁当1個につき1,200円を各飲食店に支払う。支援金が多かった場合は期間の延長や提供する弁当の個数・回数の増加も検討する。
サイトはクラウドファンディングのキャンプファイヤーの「Hikone Food Baton」から。返礼品はないが、希望者はプロジェクトのホームページに名前が掲載される。問い合わせはequalの馬場さんTEL: 0749-24-5131。