滋賀県立彦根総合運動場野球場(彦根市松原町)のネーミングライツの導入を目指していた滋賀県は、神奈川県横浜市のオセアン株式会社をネーミングライツパートナーにすると発表。これにより県立彦根総合運動場野球場の愛称は「オセアンBCスタジアム彦根」になる。
ネーミングライツは公共施設に企業名やブランド名を入れることができる命名権のこと。管理する自治体とネーミングライツ契約を結んだ企業が連携しながらスポーツなど各分野の活性化を図っていく。

県立彦根総合運動場野球場(滋賀県提供)

滋賀県立のスポーツ施設におけるネーミングライツの導入は長浜ドーム、県立体育館、県立伊吹運動場、滋賀アリーナに続き、彦根総合運動場野球場で5件目。期間は今年9月1日から令和5年3月31日まで。ネーミングライツ料は年間370万円(消費税および地方消費税を含む)。オセアンのグループ会社のオセアン滋賀株式会社は、プロ野球独立リーグルートインBCリーグに所属する「オセアン滋賀ブラックス」のチームを運営している。
彦根総合運動場野球場は昭和14年5月開館、平成4年改築。鉄筋コンクリート造、建物面積延べ1万124平方メートル。中堅122メートル、両翼99メートル。内野スタンド6,000人、外野芝生スタンド4,000人を収容でき、高校野球滋賀大会をはじめ数多くの大会が開催されている。