100万円の目録を渡す彦根金亀ライオンズクラブのメンバー

彦根金亀ライオンズクラブは、彦根市社会福祉協議会が子育て支援の事業や活動向けに今年4月に創設した「子どもの幸せ応援基金」(愛称・はぴとも基金)へ100万円を寄付。5月20日に彦根市福祉センターで目録の贈呈式があった。
全国的な子どもを取り巻く社会の変化により、7人に1人が貧困(相対的貧困)の状況にあると言われている。彦根市内でもそれらの家庭を支援するため、市民団体が子ども食堂の運営や子ども服・学用品のリユース活動などを行っている。彦根市社会福祉協議会はそれらの子育て支援の団体および事業・活動向けに「はぴとも基金」を設置。企業や団体、個人からの寄付を求めている。

創立55周年で「社会奉仕」「子どもが希望持てる地域へ」

彦根金亀ライオンズクラブは1966年度の設立以来、「地域社会に奉仕すること」を目的に様々な社会奉仕活動を実施してきた。今年度は設立から55周年を迎える記念事業として、「はぴとも基金」への寄付金の寄贈を企画した。
贈呈式には記念事業の実行委員長の野洲日出夫さん、副委員長の山本賢司さん、総務委員長の原勇さん、記念事業委員長の林清和さん、第一副会長の疋田恵一さん、第二副会長の西村清司さんが出席。彦根市社会福祉協議会の圓城治男会長に目録を渡した。
彦根金亀ライオンズクラブは「この寄付を通して、彦根市内の子どもや子育て世帯の幸せを応援し、子どもたちが今や将来に夢や希望を持って暮らせる地域づくりの実現を心より願っている」としている。
今回の寄付を含め「はぴとも基金」は、子ども食堂などへの送迎、一人親世帯・外国人・障害のある親・障害のある子のいる世帯へのサポート、ベピー・キッズ用品・学校必需品のリユース活動の支援などにあてられる。