滋賀大学は学内でのSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを動画などで紹介したウェブサイト『滋賀大学×SDGs』を作成し、今月から一般公開している。
滋賀大学は「サスティナブル(持続可能)な未来を切り拓く」ため、未来の社会に向けたSDGsの取り組みを実践し、社会の価値創出と課題解決に貢献している。
びわ湖の日(7月1日)40周年に合わせて、滋賀県などによるマザーレイクフォーラム運営委員会が策定した、びわ湖版SDGs「マザーレイクゴールズ(MLGs)」に賛同する一環としてホームページを作成。滋賀大学の知的資源を生かしたSDGsの推進活動を発信していく。

『滋賀大学×SDGs』の「アクション」では取り組み事例として以下の内容を紹介している。

  • 学内の教職員・学生に余剰食材の寄付を募り、集まった食材を学内で必要とする学生たちに提供する「フードバンク・パントリー」
  • 親子の集いの広場などを企画する「乳幼児親子の子育て支援」
  • 多賀町の一圓屋敷を拠点にサイクリングツアーを実施している「ウエルネスツーリズムの開発」
  • 滋賀大学とポーランドのヤギェウォ大学の学生同士がオンラインでつながり、互いの国の文化・社会について交流を深める「おにぎりプロジェクト」
  • 健康と旅に関する実践的なプログラムを通して即戦力の人材を育てる「ウエルネスツーリズムプロデューサー養成講座」

また、学生がSDGsに関する活動、教育を実施している教員や運動部などに取材し、YouTubeにまとめた動画もアップしている。
滋賀大学は「今後もより一層、社会や自然との共生のための循環型社会を実現し、一人一人が多様な幸せに満ちた日々を送れるよう、持続可能な社会への変革に取り組む」としている。

『滋賀大学×SDGs』ウェブサイト