彦根市は新型コロナウイルス感染症拡大の長期化に伴う経済対策として、滋賀県の営業時間の短縮要請に応じた飲食店等や、飲食店等と取引がある酒類販売事業者に独自で支援金を支給する。
29日に再開する彦根市議会9月定例会に1億5,768万5,000円の補正予算案を追加提案する。

彦根市の支援内容は以下の通り。

  1. 滋賀県の営業時間短縮要請等に応じた飲食店等を対象に、県からの協力金の1割分を上乗せ支給する。
  2. 滋賀県の要請により酒類提供停止を伴う営業時間短縮要請に応じた市内の飲食店等と定期的な取引があり、その影響を受けている酒類販売事業者に対して支援金を支給する。

協力金と支援金の内容は…

  1. 飲食店等に対する協力金
    • まん延防止等重点措置期間(8月8日~8月26日の19日間)=1店舗あたりの売上高に応じ、3,000円 / 日~1万円 / 日
    • 緊急事態措置期間(8月27日~9月30日の35日間)=1店舗あたりの売上高に応じ、4,000円 / 日~1万円 / 日
  2. 酒類販売事業者に対する支援金=1事業者あたり30万円。

補正予算の主な内訳は、営業時間短縮等協力金1億4,415万5,000円、酒類販売事業者支援金1,200万円、会計年度任用職員給料96万1,000円など。
補正予算案は29日の彦根市議会に追加議案として提案され、市議会の予算常任委員会を経て、採決で可決された後に決定する。