レコーディングの際の西川さん(平和堂提供)

株式会社平和堂は3月1日に創業65周年を迎えた。それを記念した特別企画として、平和堂イメージソング「かけっことびっこ」を滋賀県出身アーティストの西川貴教さんに歌唱してもらい、1日から全店で店内放送している。
「かけっことびっこ」は創業20周年の1977年に合わせて誕生し、45年間にわたって定期的に店内で放送。軽快な歌詞とメロディーで県民に親しまれている。
平和堂は昨年から、西川さんがコンサート会場などで売っている滋賀の食材を使った菓子「西川フィナンシェ」や「西川ポルボロン」を販売。平和堂の公式ツイッターで配信したところ、西川さんがリプライしたことから、交流が開始。今回の特別企画の実現に至った。

平和堂ロゴ入りのパーカーを着た西川さん(平和堂提供)

西川さんは子どもの頃に母親について平和堂に買い物によく行っていたといい、たまにフードコートでソフトクリームを食べるのが楽しみで、妹と一緒に「かけっことびっこ」を口ずさんでいたという。また高校生の頃には平和堂の入り口付近で甘栗を売るアルバイトをした経験も明かした。
2月中旬に行われたレコーディングの時には、平和堂のロゴが入ったオリジナルパーカーを着用。さらにパーカーの中に平和堂の特製のTシャツを着て歌った。西川さんは「小さな頃から歌っていた曲をこうして歌えるようになるなんて本当にうれしいです。これからは平和堂さんと一緒に滋賀県がもっと楽しく愉快な場所になるようがんばります」とのコメントを寄せた。
「西川貴教バージョン」は1分26秒。平和堂、アル・プラザ、フレンドマートの全157店で今年12月31日まで放送。「西」にちなんで毎時24分と、「ゴーゴー」をもじって55分の1時間に2回ずつ流される。