「近江牛カレー」を渡す千成亭風土の上田社長(左)

彦根市平田町の株式会社千成亭風土は今月4日、自社製品の「近江牛カレー」200個を、市内で子育て支援の活動を行う団体「HotHot~ほどほど~」に寄贈した。
千成亭風土は食品を取り扱う企業として、SDGsの達成目標の一つである「貧困をなくそう」に関する取り組みを積極的に進めている。2018年度から毎月、彦根市社会福祉協議会を通して彦根市内の子ども食堂に冷凍豚肉16kgを提供。昨年11月には「近江牛肉入り餃子」2000個を市内の子ども食堂に贈った。ほかにも平田町の店頭に彦根市社会福祉協議会の「ひこねふくし活動応援募金箱」を設置し、子ども食堂の運営助成の財源に充ててもらうなど福祉向上に貢献している。
HotHot~ほどほど~は、経済的に困っている家庭への支援や、制服など校園用品のリユース活動を展開している。ひとり親家庭に弁当を配布する取り組みの一環として、千成亭風土は「ご苦労をされている家庭の方々に近江牛で笑顔を届けたいとの想いから、今回の寄贈に至りました」としている。
彦根市平田町の彦根市福祉センターで行われた贈呈式では、千成亭風土の上田健一郎・代表取締役から、HotHot~ほどほど~の國嶋理恵代表に「近江牛カレー」が贈られた。