本町にオープンした「ゲストハウス淡夢(おうみ)」

彦根市本町1丁目に、築50年の民家を改装した素泊まりの宿「彦根ゲストハウス淡夢(おうみ)」がオープンした。
ゲストハウスは共有の部屋をシェアする宿のこと。プライベートを重視するホテルや旅館とは異なり、初対面の者同士やスタッフらが交流し合いながら過ごす点が特徴だ。
店主は市内在住の古澤ちひろさん。友人と一緒に三重県伊勢市のゲストハウスを訪問した際、人種や職業、年代が異なる人たちと出会い、その魅力にひかれた。その後も国内の十数カ所のゲストハウスを訪れ、彦根でのゲストハウスの開店を決めた。
本町1丁目の2階建ての築50年の民家を借り、新型コロナウイルスが流行している間、古澤さん自身で室内の一部を改装。1階が6畳の和室と6畳半のダイニングキッチン、2階が和室6畳と4.5畳、洋室4畳。1階が3人まで、2階が2人から5人まで。
料金は一泊一人4,000円。貸し切りプラン3万円。リース作り体験付き8,000円。夕朝食なし。チェックインが午後4時から午後8時まで、チェックアウトが午前10時まで。午前11時から午後3時まではイベントや集会などレンタルスペースとして貸し出しも。
ゲストハウス淡夢では「IT化やリモートワークが進んだ今だからこそ、人と人との温かい繋がりが生まれる小さな環境と自然を愛し、自分を大切にする心が大事だと感じ、この宿を始めました」としている。お問い合わせはゲストハウス淡夢 ☎090-8141-8010。