彦根市シティプロモーション戦略推進委員会が「ひこねいろカルタ」を製作し、今月14日に彦根市役所で完成説明会を開催。説明会後には市役所屋上で彦根城天守をバックにひこねいろカルタをお披露目した。
同委員会内の「熱を伝える場づくりグループ」が「今の彦根」を表す新しいカルタを作ろうと企画。彦根に関するエピソードを募集し、グループのメンバー9人の意見を取り入れて読み札を作成した。「いろは」から始まる48枚のカルタのうち、主な読み札は以下の通り。
- 「い」の「いろとりどり 浴衣の姿 城下町」
- 「ろ」の「ローカル線 風情たのしむ ガチャコンの旅」
- 「へ」の「ベルロード 鐘の音響く 商店街」
- 「ち」の「ちゃんぽんは 野菜たっぷり お酢必須」
- 「ぬ」の「沼干して 生まれた恵 彦根梨」
- 「を」の「をうみ牛 食べて将軍 健康に」
- 「そ」の「総おどり 彦根ばやしで 和む夏」
- 「つ」の「伝えたい 彦根仏壇 ほんまもん」
- 「お」の「お祭りだ シャッター開け 銀座の街」
- 「や」の「役に立つ 生活密着 彦根バルブ」
- 「ふ」の「ファンデーション 足袋工場から 産声が」
- 「え」の「エレベーター 滋賀イチ高い 建造物」
絵札は彦根ゆかりのデザイナー10人が作成した。通常のスモールサイズ3セットと絵札のみA3のビッグサイズ1セットを用意した。
完成説明会にはグループのリーダーの宮下晶さんや副リーダーの川﨑新介さん、尾本和也さんが出席。「子どもたちに思いを伝えるツールになればうれしい」と話していた。
「ひこねいろカルタ」は4月以降、彦根市シティプロモーション戦略推進委員会の主催・協力・参加のイベント時に出して遊んでもらう。