彦根市は7月22日、市民一人あたり2,000円分の飲食券や雑貨などが購入できるカタログを全世帯に配布した。
新型コロナウイルスの影響を受けた市内店舗の支援と市民の購買意欲の向上を目的に、「みんなで応援!ひこねカタログチョイス」の事業名で実施。6月30日までカタログに掲載する店舗を募っていた。同事業の予算額は事務費等含めて2億5,475万円。

全世帯に届いた「カタログ」の表紙と中ページ

掲載の対象は、

  • 彦根市内で飲食または小売りを営んでいる
  • 1,000平方㍍以下の店舗が市内にある
  • パソコンメールやファクスに対応できる
  • 市税を滞納していない―のいずれにも該当している店舗。

完成したカタログには市内174店の送料込みで2,000円分の商品やサービスが1商品ずつ掲載。飲食料品コーナーでは銘菓や近江牛、地酒など32点、雑貨とその他ジャンルのコーナーではひこにゃんのマスクやTシャツ、スポーツタオル、人気漫画・鬼滅の刃1~4巻セットなど41点、飲食券コーナーでは101点を紹介している。A4判、10ページ。
配布の対象者は6月1日時点で市の住民基本台帳に記載されていて、各商品の受け取り時に市内に在住している市民。各世帯にカタログ1冊と引換申込書1枚が送られてくるため、引換申込書に署名または記名押印、電話番号、申し込み個数(世帯人数)、家族1人ずつが希望する商品番号を記入し、同封の返信用封筒で受託先の株式会社四番町スクエアへ送る。その後、対象の店舗から商品などが送られてくる。申し込み期限は当日消印有効で10月31日まで。
問い合わせは申し込み手続きが四番町スクエア(0749-27-7755)、事業についてが彦根市地域経済振興課(0749-30-6119)。