駐日スウェーデン大使のペールエリック・ヘーグベリさんと妻のアナ・ヘーグベリさんら一行が10月23日、彦根市内と近江八幡市内で開かれている「国際芸術祭 BIWAKOビエンナーレ2020」を見学するため両市を訪問。夜には本町2丁目の宗安寺で開催されたコンサートにも参加した。

スミス記念堂で記念撮影する一行と山田副市長(彦根市提供)

今年のビエンナーレにはスウェーデンをはじめ海外の芸術家も作品を出展している。ヘーグベリ大使ら一行は近江八幡市の7会場を訪れた後、彦根市内の8会場のうち元ノムラ文具店→山の湯→袋町元遊郭→足軽組屋敷谷山家住宅→スミス記念堂の順番で訪問。各会場の芸術作品を鑑賞し、最後のスミス記念堂では彦根市の山田静男副市長との記念撮影にも応じた。
夜には宗安寺で開催されたコンサート「森羅万象 COSMIC DANCE」にも参加。ピアノのエイコン・ヒビノさん、笙の伊藤えりさん、コーポリアルマイムのタニナイナニカらの音楽を鑑賞した。

山の湯を訪れたスウェーデンのヘーグベリ大使(彦根市提供)

夜のコンサートを鑑賞する大使一行

ヘーグベリ大使は同行した彦根市職員に「とても感動した。芸術や音楽は言葉や国境を超えるものだ。ビエンナーレの作品は感じ方や捉え方が見る者に委ねられているところがとても興味深い」とコメントした。
なおビエンナーレは11月23日まで開かれている。