三成の「マンホールコースター」の表面(びわ湖・近江路観光圏活性化協議会提供)

戦国武将の石田三成ゆかりの地がある彦根、米原、長浜の3市で構成するびわ湖・近江路観光圏活性化協議会は、各市の周遊観光を目的に「マンホールコースター」を作成。今月14日から各市の店舗で「三成めし」の注文客に配布している。
びわ湖・近江路観光圏活性化協議会は3市を三成ゆかりの地としてPRするため、マンホールのデザインを昨年6月10日から7月8日まで募集。全国各地の23作品から、三成の家紋に登場する下がり藤、かぶとの天衝き、書物好きにちなんで巻物に筆で「大一大万大吉」と佐和山城を描いたデザインを選んだ。
昨年11月以降には3市の計7カ所にマンホールとして設置。彦根市内には佐和山城跡山麓の東山観光駐車場と彦根駅東口付近にある。

3市で異なる裏面(びわ湖・近江路観光圏活性化協議会提供)

3市18店で飲食30種提供

「三成めし」は3市の飲食店などが三成をテーマに考案し、

  1. お茶や柿、ニラなどエピソードにちなんだ
  2. 大一大万大吉や義、友情など三成をイメージした
  3. 三成も食したであろう特産物などゆかりの地だとわかる

の基準をクリアした飲食品。今月時点で彦根の8店を含む18店が30種類の商品を販売している。
びわ湖・近江路観光圏活性化協議会は「三成めし」の販売促進と、3市の周遊観光を促すため「マンホールコースター」を作成。大きさは直径9㌢。表面は3市共通だが、裏面は違っており、彦根市の場合は「大一大万大吉」を背景に「三成公の城・佐和山城が築かれた地」の文と、三成マンホールの設置場所が記されている。
各市で2,000枚ずつ作成。各店で「三成めし」を1点以上含む会計1回につき1枚配布される。

三成めし ウェブページ