滋賀県と彦根市で組織した彦根城世界遺産登録推進協議会は、登録を目指し機運醸成を図るための専用ウェブサイトを新たに作成。2月8日から一般公開している。
トップページの「世界遺産への道~Road tо World Heritage~」では、1992年の暫定登録から現在の推薦書原案を推敲中、今年中の国内推薦候補に決定、来年9月のイコモスの現地調査、2024年7月の世界遺産登録までの過程をあげている。
「#01」では、彦根城の価値~彦根城を見れば、江戸時代が分かる~と題し「幕府(江戸)と藩(地方)の両輪により、安定した社会が築かれた江戸時代。全国150の城の中で江戸時代の最も正しい様子を伝えている彦根城は、世界遺産としての価値があります」と主張している。
「#02」では世界遺産とは、と銘打ち、その種類や評価基準などを論じている。
「#03」では彦根城や周辺の見どころ、を見出しにグーグルマップに示す形で、登録を目指す資産範囲の天守や櫓、重臣屋敷など22の建物と、周辺地域のお浜御殿や清凉寺、足軽組屋敷など6つの建物を解説している。
トップページの下部では、彦根城関連の写真を載せたInstagram(インスタグラム)の「#彦根城を世界遺産に」のページと、項目ごとに「登録までの流れ」「登録に向けた取り組み」「みんなの応援活動」「彦根城世界遺産登録意見交換・応援1000人委員会」「おしろをしろう!」「Q&A」「刊行物・広報物データ」「ロゴについて」を紹介している。
また最上部には、推すと押すにちなんだ「おして!」のボタンをアップしており、押した(推した)数がわかるようにカウントされている。滋賀県彦根城世界遺産登録推進室では「彦根城の世界遺産登録を『おし』たくなるコンテンツが満載のスペシャルサイトです。ぜひご覧ください」としている。

おして!世界遺産へ彦根城