桐生祥秀選手と大橋悠依選手(彦根市提供)

彦根市は11月3日に市内で開催する「第69回 ひこねの城まつりパレード」のゲストに、彦根出身で陸上競技の桐生祥秀選手(26)=日本生命所属=と競泳競技の大橋悠依選手(26)=イトマン東進所属=の2人を招くと発表した。
桐生選手は彦根市立南中学校で陸上競技を始め、洛南高校3年の時には10秒01の高校記録・ジュニア日本記録を樹立。東洋大学進学後は各大会で活躍し、2016年のリオデジャネイロ五輪の4×100mリレーで銀メダルを獲得。翌年9月の日本学生対校選手権100mの決勝で日本選手初の9秒台となる9秒98を記録した。2019年のアジア選手権の100mでは金メダルを獲得し、同年の世界選手権の4×100mリレーではアジア新記録で銅メダルを得た。2020年10月の日本陸上選手権の100mでは6年ぶり2度目の優勝を果たし、同年の東京五輪では4×100mリレーに出場した。
ひこねの城まつりパレードで桐生選手は井伊直政公役として登場する予定。2016年にスペシャルゲストとして参加した際はオープンカーに乗車する形式だった。
大橋選手は幼稚園の時に姉の影響を受けて彦根イトマンスイミングスクールで水泳を始めた。彦根市立佐和山小学校3年の時に50m背泳ぎでジュニアオリンピックへ出場。彦根市立東中学校、県立草津東高校を経て、2014年に東洋大学へ入学。2017年の日本選手権の400m個人メドレーで日本新記録を出し、ブタペストで行われた世界水泳では200m個人メドレーで銀メダルを獲得した。昨年の東京五輪では400m個人メドレーと200m個人メドレーで日本女子史上初の2冠を達成した。
ひこねの城まつりパレードで大橋選手はキャラクター列でひこにゃんらと一緒に行進する。彦根城エリアから夢京橋キャッスルロードまでの出演となる。
今年のひこねの城まつりパレードは開催時間が午後1時から午後3時頃まで。参加人数は600名程度の予定。行程約3kmは以下の通り。

彦根市立城東小学校→京町商店街→彦根市役所→彦根城内→京橋→夢京橋キャッスルロード→銀座街→城東小学校。

第69回 ひこねの城まつりパレード