協定書を手に左から浅見市長、平尾市長、西脇町長、和田市長

彦根市、長浜市、米原市で構成する「びわ湖・近江路観光圏活性化協議会」と岐阜県不破郡関ケ原町は戦国武将の石田三成ゆかりの市町として、相互の観光振興と三成の魅力発信を目的に連携協定を締結。今月15、16日に関ケ原町で開かれた関ケ原合戦祭りで、4市町の首長が連携協定書にサインした。
びわ湖・近江路観光圏活性化協議会は、三成が生まれた長浜、豊臣秀吉と出会った米原、佐和山城を築いた彦根の3市が連携して、ゆかりの地をPRして三成の魅力を広く発信している。三成を縁に関ケ原の合戦があった関ケ原を交え、交流と観光振興を図ろうと連携協定を結ぶことにした。

連携内容は以下の3点。

  • 石田三成をはじめとした歴史人を活用した観光振興
  • 観光振興に係る情報共有および情報発信
  • 観光振興に係る行事・イベントの連携

協定の締結式には和田裕行市長、米原の平尾道雄市長、長浜の浅見宣義市長、関ケ原の西脇康世町長が出席、協定書に署名した。和田市長は「彦根といえば、彦根城やひこにゃんが思い浮かぶと思いますが、彦根には石田三成の居城であった佐和山城跡もあり、関ケ原とも深いつながりがあります。これを機会に連携を深めていきたい」とコメントした。